東京で13万円の樹木葬 小平霊園の樹林墓地

東京で13万円の樹木葬 小平霊園の樹林墓地

いよいよというか、やっとというか、公営の樹木葬が東京で始まりそうです。

ニュースソース 東京都ホームページ 樹林墓地が完成

概要

「都は、平成20年2月の東京都公園審議会答申「都立霊園における新たな墓所の供給と管理について」を受け、既存の都立霊園を活用しながら、 墓地に対する都民ニーズの多様化に応えるため、新たな形式である「樹林墓地」の整備を行ってきました。

樹林墓地は、死後は安らかに自然に還りたい、という多くの都民の皆様の思いに応えられるよう、樹林の下に共同埋蔵施設を設け、 直接土に触れる形で遺骨を埋蔵します。
この度、東京都小平霊園内に樹林墓地が完成しましたので、募集に先立ち、現地案内会を開催いたします。

墓所の規模
 面積 834平方メートル 埋蔵予定数 10,700体
設置施設
 墓所、献花台、参拝広場など
墓所内の樹木
 コブシ、ヤマボウシ、ナツツバキ、ネムノキ、イロハモミジ

平成24年7月から使用者の募集を開始する予定です。
申込資格、申込方法等につきましては、他の都立霊園と合わせ、あらためて発表いたします。

募集予定数
 500体
使用料(貸付時一回限り)
 遺骨 1体 134,000円、粉状遺骨 1体 44,000円
 一般墓所と異なり、毎年の管理料はかかりません。

樹林墓地は、樹林の下に設けた共同埋蔵施設に多くの遺骨を一緒に埋蔵するものです。
隣接する樹木墓地は、シンボルとなる樹木の周辺に遺骨を個別に30年間埋蔵した後、共同埋蔵するもので、現在整備中であり、 平成26年度の募集開始を予定しています。」

以上ホームページより

TOKYO MX NEWS


東京新聞:小平霊園 自然に還るお墓 土地不足も解消:社会(TOKYO Web)

墓地不足の解消と多様化する埋葬ニーズに応えようと、東京都は樹林の下に遺骨を共同埋葬する「樹林墓地」を都立小平霊園(東村山市)に 完成させた。七月から使用希望者を募集する。樹林墓地は都立霊園では初めて。

約八百三十平方メートルの土地にコブシやネムノキなど八本を植栽。下に直径一・五メートル、深さ二・一メートルの円筒形の穴を 二十七カ所設けた。穴の底は土のままで、自然に分解する素材に遺骨を包み、土をかぶせながら層状に埋葬することで最終的に骨が土に還 (かえ)る仕組みだ。

一万七百体分の遺骨が入る。近くには参拝者向けの献花台や広場も併せて整備した。

人口密度や地価が高い都内では墓地不足が深刻で、都立霊園八カ所の二〇一一年度の一般墓地の倍率は七・六倍。 都は一つの墓に複数の骨つぼを納める合葬式を導入するなど、対策を進めてきた。

都建設局の担当者は「自然に還りたいと願う人に利用してもらうとともに、高い墓地需要にも応えたい」と話している。

使用料は遺骨一体十三万四千円で、粉状で持ち込まれる遺骨なら四万四千円。都内に三年以上在住している人が申し込める。 毎年の管理料はかからない。一二年度の募集は五百体分。五月十三、十九、二十、二十六、二十七の五日間、現地案内会を開く。 問い合わせは都公園協会霊園課=電03(3232)3151=へ。

東京新聞:小平霊園 自然に還るお墓 土地不足も解消:社会(TOKYO Web) より

NHK NEWS WEB 都立霊園に初の“樹林墓地”

遺骨を樹木の下に共同で埋葬する「樹林墓地」と呼ばれる新しい形態の墓所が東京・多摩地区にある都立霊園に整備され、 東京都は来月から利用者の募集を始めることになりました。

新たに整備されたのは、遺骨を樹木の下に共同で埋葬する「樹林墓地」と呼ばれる墓所で、現在8か所にある都立霊園が利用者で ほぼいっぱいになっていることを受けて、東京都が多摩地区にある都立小平霊園に初めて整備しました。
芝生が敷き詰められた広さ800平方メートル余りの敷地にはコブシやツバキなどが植えられ、地下には遺骨を埋葬するための直径 1メートル50センチ、深さ2メートル余りの筒状の施設が27か所に設けられています。
利用料は1人13万円余りで、管理料はありません。

こうした「樹林墓地」は限られた敷地を効率的に利用できるほか、埋葬に関する価値観の多様化を受けて、最近、民間の霊園を中心に 広がっているということです。
東京都は、1万人余りの利用を予定していて、来月から利用者の募集を始めることにしています。
東京都公園緑地部の細川卓巳課長は「土にかえりたいという都民からの要望に応えるためにも新たな墓所を整備した」と話しています。

NHK NEWS WEB 都立霊園に初の“樹林墓地” より

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