『看取りの後に 葬儀・墓・供養』 島内 晴美:大角 修著


看取りの後に 葬儀・墓・供養


タイトルの通り、「葬儀」「お墓」「供養」というものを、具体的な事例とともに講述している本です。

2012年、初版の本ですが、とくに目新しいというほどのものはありません。
逆に言うと、みなさん、何十年も同じようなことで、同じように苦労されているということです。

ここで大切なのは、「同じような」であり、「同じ」ではないということです。
十人十色という言葉もありますが、各ご家庭、家族構成や親戚づきあい、宗教者との関係など様々です。
ですから、葬儀葬祭において、まったく「同じ」問題は起きないことの方が多いです。
そのため、まずこのような本で、いろいろな事例や問題点を知る、ということは非常に大切なことだと思います。

自分でつける「戒名」や「エンディングノート」などは、近年の葬儀の話題としては、目を引きますね。
とくに、エンディングノートを用意することによる問題もある、という事例には、改めて葬儀の難しさを痛感したしました。


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