最期までお得に 金子哲雄先生の生前準備葬
かねてより療養中だった金子さんは家族とごく一部の知人、関係者にしか病名を明かさず、通夜・告別式、お墓の準備などを自ら進めていた。
今年4月に遺影用に撮影された写真では自身が好きだったオレンジ色のメガネとネクタイを身に着け、祭壇も白を基調にオレンジ色の花をアクセントに飾られた。
棺の中でも同じ服装に身を包んでいるが、中に収めるものはまだ決まっていなかった。夫人によると、金子さんがガジェット好きだったためパソコンなどを入れようとしたものの、止められてしまったという。
戒名は「慈雲院殿應救哲心居士」。
優しい心を持ち、流通ジャーナリストとして学問で多くの人々を救済した生前の金子さんを表している。
礼状も自ら作成。
「今回、41歳で、人生における早期リタイヤ制度を利用させて頂いたことに対し、感謝申し上げると同時に、現在、お仕事事情にて、お世話になっている関係者のみなさまに、ご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます」と綴られ、金子さんの優しく、気遣いのある人柄がにじみ出ていた。
excite.ニュース より
「お得」経済評論家の金子哲雄先生が、41歳という若さで亡くなりました。
その最期は、「お得経済評論家」を標榜していただけあって、見事という他ないですね。
そもそも、「お得」とは、AとBを比べて、どちらが自分にとって益があるか?ということです。
これはどちらが安いか?と似て非なるものです。
つまり、安さを求めるのであれば、AもBも選択しないという選択肢もあるのです。
その最たるものが、葬儀です。できる限りなにもしない、というのが葬儀・葬祭における安さの基本です。しかし、お得を求めると??
これは、基準が曖昧になってしまいます。なぜなら、本人が、もういないのですから。
そこで、葬儀・葬祭において、「お得」を求めるには、生前に準備する必要があります。
そう、まさに、金子哲雄先生がやられていたことですね。
金子先生は、通夜・告別式・戒名の他に、お墓の準備もしっかりされていた。
まさに、「お得経済評論家」の矜持を感じます。
もしかしたら、金子先生の生前準備葬が、これからのモデルケースになるかもしれませんね。
流石!!の一言です。
金子哲雄先生のご冥福を心よりお祈りいしたしております。
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