通夜や葬儀に行った後の塩

あなたは、通夜や葬儀に参加した後、喪服に塩をふりますか?

少し前までは、会葬礼状に「清め塩」がついていたのが当たり前でした。しかし、今日では見かけないことも少なくありません。

あの塩って、一体なんなのでしょう?


基本的に、「塩」には穢れを清めるといった効果があるとされています。
しかし、日本のほとんどのお葬式である仏教においては、死は穢れを意味しません。

そこで、浄土真宗系では、はじめから「塩」を用意していない場合がありました。
それが今、広まっているのかと考えられます。



鎌倉や室町時代などは疫病が流行った時、弔いを終えてから伝染病を防ぐ意味から全身を塩で洗い清め、消毒の代わりにしていたことがあるようです。
ヤフー知恵袋より


このような民間の伝承が、いまだに残っているため、葬儀の後、塩をふらないとなんだか気持ち悪いという人も多いようです。

これは、「友引に葬儀をしてはいけない」ということが、都市伝説であるのと同じ構造ですね。
友引も宗教的な意味合いはなく、六曜という、いわば、占い早見表のようなものから派生しています。
もちろん、友引にお葬式をすることは何ら問題はありません。しかし、友引=葬儀はタブーという民間伝承が強いためかわかりませんが、その日を火葬炉の点検にあてている火葬場が多いようです。
結果的に火葬場が休みのため、友引の日にお葬式をすることはあまりないという状況です。


0 件のコメント: