葬儀の難しさがわかる投稿記事

以下は、ヤフー知恵袋に寄せられていた質問投稿です。


先日、親のお通夜・葬儀をおこなった時から今までの出来事ですが許す事ができません。

その時の出来事ですが、まずお通夜が18時開始でした。
18時40分頃に男性スタッフが「棺を会場から控室に移していいですか?」と嫁に聞きにきました。

嫁は「私にはわからない」と伝えたらしいです。ものの5分もしないうちに次は女性スタッフが同じ事を聞きに来て同じ答えを返したらしいです。
すると次は姉に男性スタッフと女性スタッフが交互に5分おきに、3回ほど同じ事を聞きに来たらしく姉は最終「長男の関係者が多いので長男に聞いてほしい、それに今もたくさん来ているので」と伝えたらしいです。

そして19時30分ころに僕(長男)のところに女性スタッフが来て「後は控室に移しますので会場は施錠します」と伝えられ了承しました。そのあと50人ほど親族控室で御焼香いただきました。親族はゆっくりできず参列者もきまずそうでした。

葬儀会社からはそのような説明などなく、40分ほどで棺の移動をせかされるものなのでしょうか?

葬儀は初めてで次の日の朝(葬儀当日)によく考えてみたら怒りがでてきましたが葬儀当日で怒りたくなかったのでその日は何もいいませんでした。


次に後日、葬儀会社の会員でしたので会員割引のある同グループのあっせんの仏具店で仏具を買おうと思い話をしていると「会員であろうが一般であろうが同じ値段です」と言われ、「会員の意味は?」と聞くと「こちらも慈善事業じゃないですから」とビックリする言葉がでてきて少しもめました。


それから、母の命日も1日間違ってお寺さんに伝えられていました。
最初は、違和感がありながらも、ふた七日の法要の際にお寺さんに確認すると、「スタッフに確認したのですが」と困惑ぎみで今は位牌の作りなおしで祭壇には位牌がありません。こんな悲しい事がありますか?


後日、葬儀会社とのやり取りがあり支配人という方がきて話をしました。


支配人は、「スタッフの配慮が少し足りませんでしたので謝罪します。申し訳ありません。命日の間違いは確認がとれませんでした」と言い出しました。当日のスタッフは5人で誰も知らないと言っているそうです。

挙句の果てには「お寺とのやり取りは日常的なので覚えてないんでしょうね」棺の移動の件は「(スタッフが)早く帰りたかったと考えられます。でも、その棺の移動は適切であり、何回も聞いたのは配慮不足だと思います」

この言い回しはどうおもわれますか?


誠意などまったく感じられずこちらが「どう責任取るの?」と聞くと「四九日に花持って手を合わせに来ます」とこちらにしてみればいい迷惑だし、責任を取るとは意味が違うと思います。

「どうしてほしいのですか?」と聞いてくるから「この件の原因究明と引責をもとめます」と答えると即答で「処分や引責はない。原因究明もこれ以上は無理。本人たちも配慮が足らなかったと言っています」と言いながら「和解にきました」といいます。

これで和解などできるはずもなく、歩み寄る事もなく、こんな押し問答が二時間ほど続き、一度会社に持って帰ると帰り、次の日に電話があり「この件に関しましてはもうお話する事はございませんので後はお客様のご自由にしてください。これが会社の決定事項です」と電話を切られました。

こんな事ってありえるのでしょうか?

こっちは葬儀の次の日に支払いも済まし、また会員になるつもりで話をしました。
こんなに腹立たしい事は今までなかったと思います。
大手だからこんな対応でいいのでしょうか?
納得ができません。
訴訟も考えていますが無知なもので、戸惑っています。

法律に詳しい方アドバイス頂けませんでしょうか?
また皆さまはどう思われますか?
ちなみに、支配人が来た時の会話は録音しています。


以上転載。


う~ん、怒り心頭のご様子ですね。
まさに、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」というご心境でしょう(;^_^A

まず、棺を移動するするとかそういうのは、どういうことになっているのかわからないのですが、聞き方や言い方がひどいですよね。
サービス業のプロならば、うまくお客さま、この場合、喪家としての質問者さまの側を「誘導」してあげれば、それで事足りたと思うのです。

別室に移ってもらうなら、それなりの手順や礼節をもって、その方がよいのですよ、という喪家の納得のもとで移動すれば、なんら問題ないように思います。

まず、敏感な質問者さまは、この段階で、この葬儀屋はサービス業としておかしいのでは?と勘ぐりが入ってしまったのでしょうね。
一度そういう目で見てしまうと、やることなすことすべてダメに見えてしまうので、あとはもう不満の雪だるまです。


>会員割引のある同グループのあっせんの仏具店

あくまでわたしの想像ですけど、質問者さまがちょっとケンカ腰にせまったのでは??と思ってしまいます。

>「こちらも慈善事業じゃない」

こんな当たり前過ぎることは、よほどお店側がカチンとこなければ、まず言わないでしょう。


>母の命日も1日間違って

この手の間違いは、人間ですからまったくゼロにするのは難しいです。
今回、この1件だけでしたら、質問者さまもここまで怒ることはなかったのでしょうが、まさに「坊主憎けりゃ」の世界です。


>誠意などまったく感じられずこちらが「どう責任取るの?」と聞くと

もうこうなると、葬儀社側もどうすることができません。
ここにいたって、この手の「誠意」ってもう無理です。そもそもまず「誠意」に欠けている(と思われる)葬儀社なので、納得いく誠意は出てこないでしょうね。

さすがに「処分」や「引責」などと言われたら、あ、この人はクレーマーだな、と判断せざるをえないでしょうね。
現実問題、

>この件に関しましてはもうお話する事はございませんので後はお客様のご自由にしてください。これが会社の決定事項です

と答えざるをえないですよ、もうここまで来ると。

訴訟を考えているというくらいご立腹ということなのでしょうが、訴訟社会のアメリカならともかく、日本では訴訟の起こしようがないでしょうね。



今の葬儀は、やたらと「家族」や「安心」などといったことを謳っています。
実体がそれに伴っていればよいのでしょう。しかし、実際は親身に葬儀をしてくれるどころか、業務的、作業的に葬儀をやられる。すると、そのギャップで余計に腹が立つことがあるという事例でしょうね。

葬儀の難しさの一面です。
みなさんはどうお感じになられましたか?お気軽にコメントしてください。

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