棺おけの中に入れても良いもの

デヴィ夫人と淡路さんの付き合いは半世紀以上前にさかのぼる。デヴィ夫人18歳、淡路さん24歳のときに出会って以来、その親しさは周囲の知るところだ。とはいえ、この日のデヴィ夫人の行為は「いくら親しくても許せない」と参列者の非難を買うこととなった。
 
それは、出棺前に淡路さんと最後のひと時を過ごす「お別れの儀」最中のことだった。出席者は40~50人。棺の中には授賞式や結婚式で身につけていたお気に入りの着物の他、ドラクエの攻略本、たばこなどが納められていた。
 
「みんな棺の中にお花を入れながら、『淡路さん、この着物好きだったから棺に入れてもらってよかったね』『天国で着てもらったら、錦之介さんも喜ぶよね』と話していました。
 
そしたら、デヴィ夫人が急に花をどけはじめたんです。何が起きたかと思いましたよ。そして喪主で長男の島英津夫さんに、『あーた、こんなにいい着物を棺に入れるの? これ300万円はするわよ。燃やすくらいなら譲ってちょうだい』といいながら、棺の中から着物を引っ張り出そうとしたんです。

デヴィ夫人 淡路恵子さんの棺から着物取り出そうとし制止された より


ときどき、「これは棺おけの中に入れてもいいのですか?」系の質問が見られます。
個々の案件に関しては、所属する火葬場の規定によりけりなので、一概には何とも言えないのでしょうが、概ね金属はNG、紙類や衣類(化繊は?)といった具合のようです。

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