東京都の火葬場事情


東京の火葬事業はどうして都営(区営)ではなく博善社という民間会社に委ねているのですか?



瑞江火葬場…江戸川区
臨海斎場…大田区
こちらの二つは公営です。


新規建設が難しいのは・・・

・用地確保が難しい
・住民による反対運動(土地評価が下落するの理由)
・住民の反対を装った、既存火葬場の反対運動(民業圧迫)


そもそも火葬を含む墓地・埋葬に関する法律及び地域別による条例が施行されたのは戦後の事であり、民間会社(博善社)が火葬事業を行っていたのは戦前
からなので民間の参入の方が先なので決して途中から委託した訳ではありません。

江戸川区にある瑞江葬儀所も戦前数年遅れてから操業し歴史が古いで
すが、行政のスリム化や効率・サービスの向上と言う理由で、丁度、バブルが弾けた頃に財団法人に運営を委託しました。


東京都町田市の南多摩斎場や立川市の立川聖苑は自治体内の料金は無料ですからね。区内は厳しいですよね。


純粋に「都営」は瑞江葬儀所の一箇所のみであります。
当該勤務職員はかつては東京都職員との公務員でありました。現在は公園協会等に委託および出向扱いとされています。
臨海斎場は近隣複数の特別区が共同出資の経営であり準公営とでも言いましょうか。

「東京博善株式会社」はまさに民間経営の純粋な会社員組織であります。
 この会社の淵源は旧くかつての江戸時代の荼毘所を火葬場として経営開始されて以来各所に点在されていた火葬場・・
○天親館→四つ木葬祭場として買収
○日進起業→堀の内葬祭場として買収
○砂町火葬場→買収後廃止

その他これも江戸時代からの由緒ある「桐ヶ谷葬祭場」も合併の経緯があります。
いわば本来行政が執行するにふさわしい火葬業務を率先して開拓、執行されての現在の「都区内ほぼ独占」の状態があるのです。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail.php;_ylt=A7YWPRDhl_VSVi0AsodUAPR7?page=1&qid=10120391385

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